壁掛け物の地震対策     ヤルデア研究所 伊東義高


・柱や壁に掛けてあるものは地震動でぶっつかりあい、引っ掛け部分が外れて落下し易い。 ・直ちに致命傷にはならなくても、非常時にいらぬ負傷をする確率は少しでも減らしたい。 ・「引っ掛け物」としては柱時計、鏡、額縁などがあり、多くはL字型の折れ釘に掛ける。 ・折れ釘をヒートン(アイボルト)やナスカンに代えるか、折れ釘部分を紐か針金で巻く。 ・これらの工作は素人でも容易に出来るもので「耐震性」「便宜性」「美観性」に問題ない。

棚物の地震対策 ・棚の手前に滑り落ち防止の柵を立てる場合、置く物の重心より高くなくてはならない。 ・それでも棚の上下動、波打ちから棚物はかなり踊りを踊り落ちる確率が相当に大きい。 ・棚には「重い物」「危ない物」は決して載せないで「軽い物」「安全な物」に徹底する。

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