金具が見えない固定法     ヤルデア研究所 伊東義高


(1) 逆さL字金具 止め金具が見えないようにする。耐震力は変らない。 ・L字金具を上下逆さに付ける。 ・家具の高さを測って壁に印を付ける。(当然、壁の間柱の芯に合わせる)     ・L字金具を壁にネジ止めする。     ・家具を挿入し上からネジ止め。   ・家具が高ければL字金具は見えない>   ・家具が低ければL字金具を隠す。 (クロスや小物で容易に隠せる)

(2) 幅木に固定 家具の登頂部と根底部を床の幅木に止める。やや面倒。   ・壁の間柱が使えない場合、壁の底部にある幅木にヒートン。   ・家具背面の頭頂部と根底部にヒートン。    (頭頂部を除くと根底部を支点にして家具が前倒しになる)    (根底部を除くと家具底部は前にせり出し仰向けに倒れる)   ・鉄鎖か丈夫な細紐で3個のヒートンを連結。    (家具の左右両側に施工する) (フックを使えば着脱が容易) (S字環なら口を閉めておく) (鎖は強度のあるものを選ぶ)   ・地震による揺らぎは避けられない。(重量家具では避けたほうがよい)

(3) 隠し横木 壁の間柱が利用できる場合、家具に隠れる横木を付ける。   ・間柱は床から天井まで一定間隔で通っている。   ・家具の高さは製品によってまちまち。   ・家具より高いところから吊ればチェーンなどが見え外見が悪い    ・家具の高さより少し低いところ、    家具幅より少し短い横木を利用。 (耐震強度はほとんど問題ない)   ・着脱が頻繁ならば蝶ねじを利用。  

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