津波の被害と避難     ヤルデア研究所 伊東義高


津波の発生と伝達

津波の高さは変化する ・津波が発生・伝播する過程で波高が増幅・減衰 ・浅水変形:速度が低下し後方の速い波に押され        波長は短く、波高は高くなる。 ・岬で屈折:岬部分は遠浅が突出しているので          部分的に浅水変形で盛り上る。 ・共振現象:外洋からの津波震動と湾内海水の   固有振動数が共鳴すると増幅。 津波で世界一の三陸海岸 ・三陸海岸は有史以来17回の津波被害、世界第一。   沖合いに地震帯があり、リアス式海岸のV字型の湾が多い。 ・1896年、三陸沖M7.6の地震、死者数は21,894人。  津波地震(ぬるぬる地震)で、小規模だが津波は日本記録。 ・1933年、三陸沖M8.3の地震、津波は三陸町綾里で   23.0〜28.7mに達し、死者・行方不明者は3,064人であった。  (明治の津波の教訓から適切な待避行動で被害が減少した) 日本海中部地震の津波被害写真 東海地震−津波予想 ・5〜10mの津波が予想される海岸=伊豆半島の西南部・沼津・清水・御前崎・天竜川口〜知多半島。 ・静岡県のその他の海岸の殆んどは2〜5mの高さと想定されている。伊豆半島東側は約1〜2m。 ・これらの海岸部・川べりに居住・勤務する人は、日ごろから避難できる近所のビルを物色しておく。 津波襲来−近くのビルに避難 遠くに逃げる暇はない→近くの高いビルに逃げよ

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