地震で九死一生の想定
・震度６以上が予想される地域（宮城県沖・東海・東南海・南海・関東南部地震……）
・田んぼ埋立地・河川付近・井戸湧き水豊かな地・水はけ不良の地……
・築２５年以上の木造・傾斜・瓦屋根・広い縁側・少ない筋交い・基礎亀裂……
・２階建て建物の１階の寝室で就寝中に震度６の地震が来れば高い確率でオダブツ……
死にたくないオンリーワン
・宇宙誕生して１４０億年、７０億年の後には太陽は滅失。その中の何十年かの生命。
・世界の人類６０億人余、日本人１億人余。その中のたった一人のこの生命。
・死んだら全てはなくなる。あの世も天国地獄もないことは周知の常識。
・ナンバーワンではない自分だが死にたくない。地震なんかで死ねるもんか！
金もないが死にたくもない
・大地震での重大災害は家屋倒壊、大量災害は家具転倒によるもの。
・震災に運はない。あるのは確率的合理性だけである。
・予め対策を施しておけば死傷確率はその対策に応じて減る
・金がないからと諦めきれないので、智慧を出す。少しでも生存確率を高める。
寝室の安全性向上策
・地盤・建物の耐震工事ができない場合、その前提での地震防災を考える。
・２階建てなら寝室を２階とし、寝室内に家具類を置かないことである。
・やむを得ず寝室を１階にするなら、逆に家中の家具を集め回りの壁に固定する。
・地震で１階が坐屈して２階が落ちてきても、壊れた家具の高さ分だけ隙間ができる。
家具類の壁固定ががっちり
・危ない家＝古い家なら壁や柱に傷つけたり、美観を気にすることはあるまい。
・寝室内に集めた家具類は上下段連結、相互連結の上、柱や壁（真柱）に固定する。
・家具類を家の柱の代わりとするのだから３箇所４箇所…がっちりと留める。
・家具の引き出しや扉が心配なものは、日常不便でも止め具を取り付けておく。
＊節約に努め、貯金ができたら、土地・家を改造することが生き延びる確率を高める。
